日当たりに問題がある再建築不可物件
日当たりに問題がある再建築不可物件
再建築不可物件は法律上現在ある建物を壊して、新たな建築ができない物件のことです。
なぜ再建築できないかというと、それは前面道路が建築基準法上の道路ではない、接道が2メートル未満などの理由からです。
こんな物件を購入する人がいるのかと疑問に思うかもしれませんが、実は建築不可物件を探している人が少なくありません。
再建築不可物件は値段がそれほど高くなく、また、それを販売する会社も価格を下げて、販売しているのが普通です。
再建築不可住宅の購入価格はもちろん、固定資産税も安くなります。
再建築不可物件には昔ながらのノスタルジックな建物が多いので、そのような住宅を好む人もいます。
昔ながらの家ですから、大概は古い一階か二階建ての一戸建ての家屋になります。
もし、この家の隣に近代的な超高層マンションが建ったら、当然日当たりが悪くなり、日当たりが悪くなれば朝から夕方まで、暗い家で過ごさなければならなくなります。
そのような状態が長く続けば、気分的にうつの状態になってしまうかもしれません。
また洗濯物を外に出しても乾きにくくなるデメリットもあります。
再建築不可物件を購入するときにはインフラの確認も大切です
取り壊したら最後、二度と家を建築することができない土地、もしくは土地および建物をセットにした物件を再建築不可物件と呼びます。
建築ができない理由の中には、建築基準法で定められている接道義務を満たしていないことなどが挙げられます。
接道義務は、建築基準法で定められている道路と敷地が2メートル以上隣接しているなどです。
ただ、都市計画決定が行われている地域には接道義務はありません。
道路から狭い私道を歩いてその奥に家がある、その私道の道幅が1.5mしかないものは再建築不可です。
再建築はできないけれども、販売価格が安いので興味を抱く人も多いといえますし、安く仕入れてリフォームやリノベーションすることで新築同様のマイホームを作ることも可能です。
この場合は、インフラ状況の確認や雨水の排水機能がしっかりしているのか、風通しや日当たりが良いのかなど、生活する上で困るようなことがないのかをしっかり確認しておくことが大切です。
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